福岡にてⅡ at Fukuoka no.2
2009年 11月 21日
実は鉤針編みで表現できる事を発見して10数年になりますが、
それは、画期的な出来事だったのですって!
マーガレット(Margaret)さんは数学的に証明しようと双曲空間を編んでいて
たくさんの、さんご礁(Hyperbolic Crochet Coral Reef)が出来てしまったので
(アメリカの大学で、アートを教えている)双子の妹 (Christine) さんと、
一緒に編んだものをInstitute For Figuringに2005年に発表しました。
わたしたちが最もよく知っているの写真は2007年にアンディ・ウォホール・ミュージアム
(Andy Warhol Museum)で展示されたものです!
マーガレットさんは科学コミュニケーターという仕事をされながら、現在、環境問題をはじめ、
文化、芸術に直接 かかわる事をされていらっしゃるわけです。
そのマーガレットさんに注目したのが、日本では福岡だったわけです!
ふう・・・
長くなってすみません。
福岡はすごい!です。
教育という言葉が生きている感じがしました。
福岡にある九州大学の総合研究博物館と
九州大学ベンチャービジネスラボラトリ、
さらにNPO法人ミュージアム研究会と福岡市 特定非営利活動法人 子供文化コミュニティ
などが来日を要請、または、招待(すみません、あまり詳しいことはわかりませんが)されたようです。
1日目は、福岡市少年科学文化会館というところで、どちらかというと子供のためのワークショップでしたが、
環境問題を考えながら、編み物でさんご礁をつくりました!
かぎ針編みが出来ない男の人や子供たちはウニをつくりました!
数学や科学の分野から手芸、クラフトを通してアートに発展し、さらに環境問題を含めて
誰でも参加できる作品作りはフェミニズムまで巻き込んでしまったようです。
_ここでは、さんご礁が産卵して海流に乗って世界中を回遊することに なぞらえられました。
日本初編み物さんご礁(Crochet Coral Reef)!
2日目は、九州大学の大橋キャンパス というところで、国際環境セミナー&ミニ・ワークショップを
受けたわけですが、普通、講義は苦痛・・・と思うでしょ^^
違うの!!ほんとに、楽しかったです。
学ぶって、もしかして、こういうこと?と思った次第であります。
しかし、参加者は 20人もいたかしら・・・くらいの数でした。
話の内容は“身近なミュージアム”というか、“美術館から飛び出した美術”というのか、
ただ編み物しか知らないわたしには、もったいないとしか言いようがないほど・・・
密度の高い時間を体験しました。
ステキな時間を過ごされたようで、見つけた甲斐がありましたね(^^♪
でも参加者が少なかったのは本当にもったいないですね。
東京で開催される事があれば、今度はぜひ・・・!!
ほんとに、もっと、もっと多くの人に参加して欲しい、
そんなワークショップでした・・・しかし、また、逆に
ほんとに参加したい人・・・の中にいられたから
居心地よかったのかしら、などと、思ったりもして~^^
複雑な気持ちがよぎりましたヮ^^